1947-10-08 第1回国会 参議院 決算・労働連合委員会 第7号
現に國家公務員法に封ずる意見として、公法研究會にも、そういうことがあるのでありますが、その研究會案としては、何かそういうようなことを規定する前文を設けてはどうかということを申しておるのでありますけれども、私は敢て前文を作るということの主張はいたしませんが、できることならば、その前文をこの中に盛るような、どこどこまでも根本的な心構えをはつきりと載せて置くということが先ず必要ではなかろうか。
現に國家公務員法に封ずる意見として、公法研究會にも、そういうことがあるのでありますが、その研究會案としては、何かそういうようなことを規定する前文を設けてはどうかということを申しておるのでありますけれども、私は敢て前文を作るということの主張はいたしませんが、できることならば、その前文をこの中に盛るような、どこどこまでも根本的な心構えをはつきりと載せて置くということが先ず必要ではなかろうか。
併しながら先程の兩院の會合いたしましたときにおける委員の意見の中にも、やはり公法研究會の人が唱えられた中には、更に民主的な而も公平な人事を行うためには、人事管理委員會のようなものを更に設けるべきであるというようなことが唱えられたと思うのであります。又全官勞の協議會の方の意見の中にも、人事官は少くとも一人は公務員から公選すべきである。こういうようなことが言われております。
なおお諮りをいたしますが、昨日参議院側からの御發言もありまして、公法研究會の研究の結果の、新聞に出ました資料の御希望があつたのでありますが、ただちに手配をいたしましたが、餘部がどこにもございません。全委員各位に御配付をすることについて、印刷の方とも折衡してみましたが、則急の間に合いません。
全官公の委員長の佐藤安政君、國鐵の委員長加藤閲男君、全逓委員長土橋一吉君、日教の委員長荒木正三郎君、早稲田大學の教授吉村正君、東京帝大教授の杉村章三郎君、毎日新聞論説委員井上縫三郎君、公法研究會の鵜飼信成君、同じく山之内一郎君、それから村上恭一君、以上十名の方にお願いを申して、手續上、うち五名を衆議院より出頭の手續をとりたいと思いますが、御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり〕